3.11 from KANSAI 入場無料

新着情報
2022/2/25 3.11 from KANSAI 2022 かたる・つながる・たしかめる〜世代を超えて 登壇者プロフィール公開!
2022/2/17 3.11 from KANSAI 2022 かたる・つながる・たしかめる〜世代を超えて 開催決定!

開催概要

「3.11fromKANSAI」は、東日本大震災の被災地や全国で避難生活を送る方々に思いを寄せ、シンポジウムや写真展などのイベントを通して「関西から何ができるのか」を考えることを目的として、東日本大震災の翌年から、3月11日(または直近の週末)に大阪で開催してきました。毎年東北からゲストをお招きして「東北のいま」を学ぶほか、熊本地震や西日本豪雨などその後の災害にも目を向け、関西での「日頃の備え」についても議論する機会としています。

日時

2022年3月5日(土)13:30-17:15

会場

大阪市立大学文化交流センターホールおよびオンライン会場にて同時開催

*大阪市立大学文化交流センター

大阪市北区梅田1-2-2-600(大阪駅前第2ビル6階)

最寄り駅:JR東西線「北新地駅」下車徒歩約3分、地下鉄四つ橋線「西梅田駅」下車徒歩約5分など

参加費 無料
定員

大阪市立大学文化交流センターホール 40人

オンライン会場 制限なし

対象 3.11、東北へ思いを寄せる人、関西での備えを考えている人、など
主催

3.11 from KANSAI 実行委員会([構成団体]一般財団法人ダイバーシティ研究所/認定NPO法人トゥギャザー/NPO法人遠野まごころネット/社会福祉法人大阪ボランティア協会[事務局]) [運営協力団体:おおさか災害支援ネットワーク(OSN)]

協賛企業(五十音順) 近畿労働金庫、産経新聞社、サントリーホールディングス株式会社、Daigasグループ“小さな灯”運動/大阪ガス、大日本住友製薬株式会社、東武トップツアーズ株式会社大阪法人事業部第二営業部
コンセプト

「忘れない」:復興活動はこれからも続く。東日本大震災の「いま」を知り、風化させない。
「おたがいさま」:阪神・淡路大震災を知る関西。困ったときはおたがいさま。

「関西でできること」:関西だからこそできることを考える。関西での備えにつなげる。
3.11 from KANSAI 2022の強化テーマ

「かたる・つながる・たしかめる〜世代を超えて」

プログラム

13:00- 開場

総合司会:下間都代子さん/遠野まごころネット関西同窓会

 

13:30-
開会挨拶 3.11 from KANSAI実行委員長・早瀬 昇

 

13:40-
祈り〜黙とう

 

13:50- キーノートスピーチ
スピーカー:菅野拓さん/大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻地理学教室 准教授 ※会場登壇

 

14:10- 話題提供と対談1
語り手:菊池のどかさん/株式会社8kurasu 防災教育推進担当 ※オンライン登壇

聞き手:下間都代子さん/遠野まごころネット関西同窓会 ※会場登壇

 

14:55- 話題提供と対談2
語り手:鎌田千瑛美さん/コミュニティコーディネーター、ソーシャルスナックのママ ※会場登壇

語り手:藤井あゆみさん/慶應義塾大学3年生、ドキュメンタリー監督 ※オンライン登壇

聞き手:田村太郎さん/一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事、復興庁 復興推進参与 ※会場登壇

 

15:40- 話題提供と対談3
語り手:堀一葉さん/兵庫県立明石南高等学校2年 めいなん防災ジュニアリーダーMRDPチーム代表 ※オンライン登壇

語り手:真砂怜生さん/兵庫県立舞子高等学校環境防災科3年 ※会場登壇

聞き手:赤澤清孝さん/大谷大学社会学部准教授 ※会場登壇

 

16:25- クロストークセッション「かたる・つながる・たしかめる〜世代を超えて」 
登壇者:登壇者全員

聞き手:早瀬昇さん/社会福祉法人大阪ボランティア協会理事長 ※会場登壇

登壇者全員でテーマについて意見交換します。また会場からの意見も紹介します。

 

17:05- 閉会挨拶

 

17:15- 閉会

 

コロナに負けず「買って応援!2022」

被災地の障害者福祉事業所で作られた商品を買って応援!食べて満足!ぜひご利用ください。

NPO法人トゥギャザー「パティスリーとっと大阪梅田スカイビル店」オンラインショップ(特設)

https://tot.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2787920&csid=0

※こちらの商品は、3月5日に「3.11 from KANSAI」の会場(大阪市立大学交流センター)にて受渡し可能です。会場にて受取りの場合は、送料不要となりますのでご注文の際、配送方法ヤマトを選択し備考欄に「現地受渡し希望」とご記入ください。お申込み後、自動返信メールとは別メールにて送料を差し引いたお支払い金額をお伝えいたします。

参加申込方法

お申込みは、フォームズ↓よりお願いします。
https://ws.formzu.net/dist/S49076353/

「3.11 from KANSAI 2022 かたる・つながる・たしかめる〜世代を超えて」登壇者

キーノートスピーチ・スピーカー

菅野拓さん/大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻地理学教室 准教授

<プロフィール>

大阪市立大学大学院 文学研究科 准教授。臨床の社会科学者。博士(文学)。専門は人文地理学、都市地理学、サードセクター論、防災・復興政策。近著に『つながりが生み出すイノベーション―サードセクターと創発する地域―』、『災害対応ガバナンス―被災者支援の混乱を止める―』(いずれも単著、ナカニシヤ出版)。NPOなどサードセクターの活動を継続的に調査・実践している。また、近年の大規模災害を踏まえ、被災者生活再建支援手法のモデル化を行う。

<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>

東日本大震災発災直後から、(一社)パーソナルサポートセンターにて仙台市と協働し、被災者生活再建支援事業・生活困窮者自立支援事業を立ち上げ、運営しています。また、3県の連携復興センターの方々などとNPOを応援する様々な取り組みを行っています。

<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

東日本大震災から約11年がすぎ、復興過程で見いだされた様々な問題に対応する新しいやり方が、だんだんと理解できるようになってきています。いろいろな人・組織・セクターが協働することが大事なのですが、その条件を握るのは、協働を促す「人」です。彼らが平時から地域にいることで、防災・災害対応のみならず、様々な困りごとに効きます。

◆対談1・語り手

菊池のどかさん/株式会社8kurasu 防災教育推進担当

<プロフィール>

釜石東中学校で、中学2年生から体験型の防災教育を受ける。防災担当の整美委員会委員長として、地域美化活動や防災活動に取り組んだ。卒業間近の3月11日に東日本大震災が起こり、小学生とともに避難した。(自宅付近の地区は無事。避難所から帰った後は、炊き出し等のお手伝いに回った。)
被災後、釜石高校に入学。釜石東中学校の避難についての取材を受けたことから、語り部とよばれるようになった。高校時代は、継続的ではなかったが、依頼を受けた時だけ語り部を行っていた。
岩手県立大学では、語り部を続けながらも、語り部を行うことに違和感を感じ、一度防災から離れた。その際、地域文化の保存や植生学、地理学等の環境分野について学んだ。
卒業後、株式会社かまいしDMCに入社し、いのちをつなぐ未来館(震災伝承施設)に配属となった。震災時の経験のガイドや、防災に関する展示などを製作する職に就いた。2021年5月からは、株式会社8kurasuに入社し、語り部やガイドを続けながら、防災のワークショップ等の企画運営を行っている。
<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>
釜石市の中でも、被災しなかった地区に住んでいたので、避難所から帰ってからは避難所でのお手伝いや、在宅避難者への配給の仕分けなどのお手伝いをしていた。高校、大学と被災体験を話す活動をしていたが、ほとんどがメディア対応であった。大学時代に、総務省消防庁10年プロジェクトへの参加や、仙台市で行われた第3回国連防災世界会議消防庁ブース等への登壇など初めて自分で防災に関わり始めた。その後、いのちをつなぐ未来館職員として、語り部や防災企画展の運営などを行った。
<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

中学の頃は、防災の授業が楽しかった。災害を経験して、楽しいと思っていた自分がばかだった、もっと真剣に取り組んでいたならばと何度も後悔した。それから防災への関わり方があまり分からなくなった。震災のことを聞かれるのも嫌だった。大学に入り、消防関係の人と関わる機会が増え、震災に対していろいろな視点があることに気づき、自分も役に立てることがあるならば、話しをしたい、勉強したいと思うようになった。今現在は、勉強しながら、防災を分かりやすく簡単に伝えることを目標にしている。

 

◆対談1・聞き手

下間都代子さん/遠野まごころネット関西同窓会

<プロフィール>

フリーアナウンサー・NPO法人遠野まごころネット関西同窓会幹事。元FM802アナウンサー。ABCテレビ「キャスト」ナレーションのほか、阪急電車の車内アナウンスや京阪電鉄のホームの声を担当している。また音声SNS上で、ビジネス書の朗読や著者への深掘インタビューなどで活躍の場を広げている。

<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>

東日本大震災の際、岩手県を中心に瓦礫撤去などの支援活動を開始。関西からも支援を継続できるよう遠野まごころネット関西同窓会として復興支援イベントの企画・運営に携わるほか、子どもたちへの防災・減災教育プロジェクトのコーディネーターなども務めている。

<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

ボランティア無知だった私が、3.11によって人生が変わりました。他人事では済まされない事態でした。いま、私のボランティアの概念は義務感ではなく、やれる人がやれる時に、なんなら自己満足感を得ても構わないということ。結果的に誰かの役に立てるなら幸せだと思っています。

◆対談2・語り手

鎌田千瑛美さん/コミュニティコーディネーター、ソーシャルスナックのママ

<プロフィール>

福島県南相馬市出身。震災と原発事故を機に、フリーランスとして復興支援活動に従事。2011年12月、福島へUターンの後、ふくしま連携復興センターで事務局として3年間働く。その傍ら、若い女性たちの対話の場づくりを目指し、コミュニティを立ち上げる。2014年NPO法人蓮笑庵くらしの学校へ転職、古民家再生プロジェクト責任者として、運営を行う。2017年4月より、フリーランスの「コミュニティコーディネーター」として活動する傍ら、高校の家庭科講師となり、高校生たちに「生きる学び」である家庭科を通した対話型授業の実施、マイプロジェクトサポートなどに携わっている。
<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>
3.11にかかる活動は現在特にしていません。
故郷への想いと共にずっと駆け抜けてきた震災からの10年間を経て、自分自身では十分やりきったという想いと、当時を含めたこれまでの歩みを振り返り、心からの感謝の気持ちでいまは満たされています。これから自分らしい幸せを軸に、人生を歩むスタートラインに立ったという心境が正直なところです。
2019年に発生した台風19号の被災を機に、宮城県丸森町で友人たちが震災のボランティア活動を始め、そのサポートをしたことをきっかけに、現在は丸森町にある「地域交流拠点」にて、ソーシャルスナックのママ業を月1回楽しんでいます。
<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

平時のコミュニティの大切さ、居場所があることによって人と人とが繋がり合える意義を改めて再認識しています。私は、「誰もが自分らしい幸せな人生を生きること」を自分自身のビジョンとして掲げていますが、そのために自分自身と向き合い続けること、行動し続けること、人と人との「繋がり」をこれからも大切にし続けていきたいと思っています。

 

藤井あゆみさん/慶應義塾大学3年生、ドキュメンタリー監督

<プロフィール>

東京都出身。慶應義塾大学総合政策学部3年。鈴木寛(公共哲学・社会創発)、野中葉(現代東南アジア)研究室所属。公共政策と国際開発を専攻。2019年に大学入学後、学生団体「Diversity in ASIA」を立ち上げ、代表兼監督として約2年間活動。「多様性に向き合うとはどういうことか」、「共に生きるとはどういうことか」について人々と共に考えるきっかけを創るため、シンガポール、インドネシア、福島を舞台としたドキュメンタリー映画3部作を制作し、2020年11月に映画祭を実施。2021年夏より米国にて1年間留学中。
<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>
ドキュメンタリー制作を通し、福島県相馬市出身の鎌田さんと出会い、彼女の人生を通して、心の痛みや辛さ、異なりに向き合い、未来に向かって生きていく人と人のつながりを描く作品、「福島とともに生きる」を監督として制作しました。また福島を通し、人と自然を含めたより大きな「共生」についても考えるようになりました。現在は、エネルギー問題に関心を持って大学の授業課題に取り組んだり、感じたこと考えたことを友人たちと共有しあったり、3.11に関するイベントで登壇を行なったりと、1人の大学生として考え行動することを心がけて生きています。
<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

私は、ドキュメンタリー制作を通し、田村さんと鎌田さんと知り合い、福島を初めて訪れました。現地の人々と出会い、語りに耳を傾ける中で、小学4年生であった私が理解できなかった当時の状況と現状を詳しく知りました。様々な人々がこの土地と共にあること、一括りに語ることのできない人々の想いを知りました。日本や世界の各国で震災、水害、火災で被災された方々、さらにコロナ禍で日常生活の我慢も多々ある世の中。私は、かの地、かの人々に心を寄せることを忘れずに生きていきたいです。福島を始め、世界中の様々な地域で災害をもたらす気候変動が大きな課題となる今の時代において、私たちはどのように他者に対する想像力を持ちながら、未来に向けて向き合い、生きていくことができるのか。動いていくことのできる社会を共に作っていくことができるのか。一緒に考えていきたいです。

◆対談2・聞き手

田村太郎さん/一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事、復興庁 復興推進参与)

<プロフィール>

兵庫県伊丹市生まれ。阪神・淡路大震災で外国人支援や復興まちづくりに従事。2007年に「ダイバーシティ研究所」を設立し代表に。東日本大震災では内閣官房「震災ボランティア連携室」企画官、復興庁設置後は上席政策調査官として官民連携による被災者支援を担当。現在も復興庁参与として東北復興に携わる。大阪大学客員准教授、明治大学兼任講師。共著に「阪神大震災と外国人」「つないで支える」「企業と震災」などがある。
<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>
東日本大震災以降、阪神・淡路大震災等の経験を元に企業や大学などと連携した復興支援のコーディネートにあたる。またダイバーシティ研究所では、自治体と連携した避難所運営支援や災害ケースマネジメントに基づいた被災世帯へのアセスメントを通し、「誰ひとり取り残さない災害対応」をめざした取り組みも展開。災害の多発化やコロナ禍で県域を越えた支援が難しくなる中、多様なニーズに対応する「新たな備え」を提案している。
<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

1人ひとりの気持ちに沿った被災者支援や復興まちづくりに取り組んできましたが、年々、その難しさを実感しています。同じ地域や同じ世帯の中でも価値観が異なり、誰かの意見に従属せざるを得ない場面は数多くありました。とくに女性や子どもの思いをどこまで汲んで復興に臨むことができたのか、そこにどんな悩みや葛藤があったのか。どうすれば人々が自ら考え、行動できる社会をつくることができるのか、世代を超えて議論していきたいと感じています。

 

◆対談3・語り手

堀一葉さん/兵庫県立明石南高等学校2年 めいなん防災ジュニアリーダーMRDPチーム代表

<プロフィール>

兵庫県立明石南高等学校2年次に在籍。3つ上の姉がこのチームで活動し、代表を務めていたということもあって入学後すぐに参加。現在は姉に続いて代表を務める一方で放送部の部長としても頑張っている。今年度は兵庫県の地域放送局サンテレビが毎週日曜日に放送している「ひょうご発信!」に「今週の輝きさん」として出演、年明けには明石市が2022年にスタートする明石市防災会議専門委員会のメンバーにも選ばれた。
<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>
明石南高校の「めいなん防災ジュニアリーダーMRDP」の活動は部活動や生徒会ではなく、学科や類型等の授業の一環でもない。入学当初に募集して集まった有志の集団である。活動テーマ「絆〜地域で繋がる防災〜」のもと「土手の花見」をコンセプトとして地域に根差した活動を「明るく」「楽しく」展開している。東北には震災4年後の2015年から宮城県南三陸町を訪問し、志津川高校との交流、漁業支援などを行っている。
<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

この1年一番印象に残っているのは、先輩方が完成させて私たちに託してくれたオリジナル防災ゲームの「にげろ!あにまるず」「かいけつ!あにまるず」を地域で実施したこと。そのたびに「ありがとう」「いい勉強になった!」と喜んでくださったことです。ゲームをしながら阪神・淡路大震災のことも教えていただき自分もいい勉強になりました。こういう経験を自分たちだけではなく他の学校にも伝えていきたいと思っています。

真砂怜生さん/兵庫県立舞子高等学校環境防災科3年

<プロフィール>

2003(平成15)年生まれ。2019(平成31)年、日本初の防災専門学科である兵庫県立舞子高等学校環境防災科の18期生として入学しました。高校では硬式野球部に所属しながら兵庫県防災ジュニアリーダーとしても活動し、地域の防災イベントや出前授業など様々なボランティア活動に取り組んできました。高校卒業後は防災をさらに深く学ぶために、神戸学院大学現代社会学部社会防災学科に進学する予定です。
<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>
2019(令和元)年8月に初めて宮城県を訪れ、現地の空気を肌で感じたことが、本当の意味で防災と真剣に向き合うきっかけになりました。大川小学校では佐藤敏郎さん(小さな命の意味を考える会代表)のお話を聞き「このような出来事を二度と繰り返したくない」という強いメッセージを受け取りました。そして次は自分自身が、身近な人に見聞きしたことや学んだことを伝え、東北に関心を持ってもらうきっかけを作りたいと考えるようになりました。
<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

2022(令和4)年1月、2年半ぶりに宮城県を訪問しました。街並みは変化していましたが、語り部さんの気持ちは変わっていませんでした。どんなことがあり、どんな思いで過ごしてきたのか、これからどうしていくべきか、何が大切なのかを、私たちに熱く語り継いでくださいました。託された想いを自分の中で少しずつ整理して周りに伝えていくことで、多くの人が現地を訪れたり、防災に興味・関心を持ってもらったりすることにつながる取り組みを実行していきたいと思っています。

◆対談3・聞き手

赤澤清孝さん/大谷大学社会学部准教授

<プロフィール>

兵庫県伊丹市生まれ。1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに学生有志で「きょうと学生ボランティアセンター(後のユースビジョン)」を設立。ボランティア活動に参加したい学生と学生に参加を求める地域の橋渡し役を担う。大学卒業後は同団体をNPO法人化し、全国の大学のボランティアセンターの設立や運営支援を行うなどさらに活動を広げる。東日本大震災後は宮城県で復興のための起業家支援。2015年に大谷大学教員に就任。
<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>
現在はNPO法人移動支援Reraの副代表を務める。Reraは2011年4月に東日本大震災による津波の被害が特に甚大だった宮城県石巻地区を中心に、ご自身での移動が困難な住民の方を病院などへ送り届ける送迎ボランティアとして活動を開始。2013年にNPO法人格を取得。避難所から仮設住宅へ、そして復興公営住宅へと被災された方の生活の拠点が移り変わるなか、「誰もが必要な外出をあきらめずに暮らすことのできる社会を築く」ことを目指して活動を続けている。
<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

震災から11年が経過するが、高齢のため車の運転ができない、経済的に苦しいなどの理由で外出や通院などの機会にReraの送迎を必要する方は多い。災害時対応や防災の他、災害後の暮らしの課題も含めて、災害がもたらす様々な側面を、まだ大きな災害が起こってない地域や災害を経験していない人たちと共有したい。また今回の企画では、特に若い世代へこうした課題や教訓をどのように伝えていけるのかを、若い世代とともに考えたい。

◆クロストークセッション・聞き手

早瀬昇さん/社会福祉法人大阪ボランティア協会理事長

<プロフィール>

1955年大阪府出身。学生時代、交通遺児問題、地下鉄バリアフリー化問題などに関わる市民活動に参加。卒業後、フランス等の障害者グループホームで研修後、大阪ボランティア協会に就職。91年〜2010年まで事務局長。阪神・淡路大震災時には日本最初の災害ボランティアセンターを開設。現在、同志社大学政策学部客員教授なども務める。

<3.11あるいは災害復興・防災にかかる活動内容>

阪神・淡路大震災時、「被災地の人々を応援する市民の会」を立ち上げ。日本初の災害ボランティアセンターを創設した。以後、市民の「参加の力」を生かした救援・復興活動の向上とボランティアコーディネーションの推進に取り組む。また、NPOへの寄付税制改革への参画や中央共同募金会「ボランティア・NPO活動サポート募金」や日本NPOセンター「現地NPO応援基金」などを通じて、復興活動に取り組む市民団体の経済的な応援にも関わった。

<活動を通したご自身の想いや伝えたいこと>

東日本大震災から11年。過去の出来事と思う方も増えてきました。しかし私たちは災害と災害の間=災間を生きているのが現実です。いつ起こるかわからない災害に備えるのは大変。しかし、平時の市民活動への参加やボランティアコーディネーションの蓄積こそが、非常時に柔軟で創造的な救援・復興力を生み出し、また減災・防災の基盤ともなります。この集いを通じて災害に対する関心を保ち続けて下さることの意味は、とても大きいのです。

 

 

 
3.11 from KANSAI へのお問い合わせ 06-6465-8391 事務局:大阪ボランティア協会
協賛企業

近畿労働金庫、産経新聞社、サントリーホールディングス株式会社、Daigasグループ“小さな灯”運動/大阪ガス、大日本住友製薬株式会社、東武トップツアーズ株式会社大阪法人事業部第二営業部

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